斎藤剛史の教育ニュース観察日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 文科省の狙いは英国型教育改革

  作成日時 : 2005/09/10 13:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

こんにちは。カラと申します。自己紹介の通り、「だからどうなんだ」「私には関係ないよ」と思われるような教育関係のニュースを取り上げて、別の視点から「こうなるかもしれない」という解説めいたものを書き込んでいこうと思います。よろしければごひいきに。


 「学力低下や問題行動の続発など、公立学校の教育の質に対して保護者らの関心がかつてなく高まっている実情を踏まえ、文部科学省は新たに「学校評価ガイドライン」をつくることを決めた。国の基準に沿って地域や学校が教育内容の「点検」を実施することになる」
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200508290384.html

 朝日新聞の記事ですが、これはこれからの文科省の教育改革路線を知る重要な手掛かりになります。記事中には初等中等教育局の中に「教育水準部」という新しい組織をつくることも書かれています。先に全国学力テストの実施方針を決めた文科省ですが、今度は「学校評価ガイドライン」。この二つは教育水準部の仕事になるようです。ということは、学力テストと学校評価は関係があるということ。
 実はこれは英国の教育改革がモデルなんですね。全国学力テストで学校ごとにの順位を把握する、さらに教育への取り組みや成果がどれだけ上がっているかを国の機関が直接評価するというのは、現在英国で実施されいている教育行政の制度です。学校評価の結果が悪く、さらに改善の見込みなしと判断されれば、予算削減や廃校になります。
 規制緩和による学校選択制の導入、地域住民に学校運営の権限を与える地域運営学校(コミュニティ・スクール)の創設、全国学力テストの復活、そして学校評価ガイドライン、、、、、

 規制緩和と地方分権という小さな政府志向の教育改革を行い、実際には教育に対する国の権限を強めた英国をモデルに、文科省は新しい教育行政の形、つまりは自分たちの生き残りを模索しているのでしょう。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
切れ味するどいものから、ほのぼの?系まで楽しみにしております。
私も負けずに(負けるな・・・)やりたいのですが、腰が定まっておりません。紙は紙で、これはこれで、面白いことができると思います。ときどき更新してくださいね。
kensaka(内幸町)
2005/09/10 15:25
これは某編集長さま。記念すべきコメント1号ありがとうございます。
はい、更新がんばります。仕事がなくて暇ですから。
「だったら締め切り守れよ」とは言いわいでm(__)m
カラ
2005/09/10 16:01
ふっふっふ……ギョーカイの現状を知り尽くした上での歯に衣着せぬ評論、楽しみにしております。
ア(池上)
2005/09/10 21:24
池上のアーさん、書き込みありがとうございます。編プロの仕事、締め切り守らないと駄目ですよ。
ちなみにカラさんのスタンスですが、業界批判も教員批判もしません。意味ないですから。学校や教員と一般の人々をつなぐこと、あるいは行政の動きの真意を伝えることができたらと思っています。
間違っても、悪口なんていいません、、、たぶん。
カラ
2005/09/11 17:18

コメントする help

ニックネーム
本 文
文科省の狙いは英国型教育改革 斎藤剛史の教育ニュース観察日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる