斎藤剛史の教育ニュース観察日記

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zoom RSS 教員の行動基準

<<   作成日時 : 2006/04/03 02:12   >>

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 今日は、教員がしてはいけないこととは、、、、というテーマで一つ。最近、忙しくて更新していませんでした。訪問された方々、どうもすみません。小学校の英語教育など、取り上げなければならない話題はあるのですが、どうも時間がなく、考えもまとまらないのでまたの機会でやります。

◎学習塾団体が安全確保ガイドライを策定
 じつは今、学習塾の安全確保ガイドラインという文書を読んでいたところです。昨年12月に京都府宇治市で起きたアルバイト学生の講師による小6女児殺害事件を受けて、経産省が業界団体にまとめさせたものですが、中身は学校の不審者対策とほぼ同じです。しかし、決定的に違う点は、内部の犯行も想定した安全対策を打ち出しているところです。

 宇治市の事件がきっかけですから、当然と言えば当然ですが、これがなかなか興味深い。なんでかというと、教員の業務、行動は子供の安全のために監視対象となるのが当然というスタンスから、教員がしてはいけないことが具体的に示されているからです。

 教育関係の文書を読むと、いつも違和感を感じます。内容が抽象的で具体性に欠けるのですね。まあ、教育はやるべきことを具体的に挙げたら、それこそ1項目で本一冊できてしまうので仕方ない。しかし、やってはいけないことは示せるはずなのに、それがなかなかない。まあ、行儀がよい世界ですからね、あっても研修資料どまりで外部の目には触れません。

 そこからみると、純粋な「サービス産業」である学習塾の表現はダイレクトで、そうか教員はこういうことをやるべで、こういうことをやってはいけないのか、、、と逆説的な意味でよく分かりました。

 では、学習塾教員の「行動基準」としてどんなことが書いてあるのかというと

●教員は子供及び保護者に対して、子供が受ける授業内容について事前に明示し、説明しなければならない。また、子供及び保護者がその内容を十分に理解し、納得していることを確認しなければならない。

●子供及び保護者と倫理に反する私的な関係になってはならない。

●いかなる理由があっても子供及び保護者との性的接触・行為をしてはならない。

●自己の個人的・宗教的・政治的理由のため、または個人的利益のために教授関係を利用してはならない。

●過去または現在の子供及び保護者に関して知りえた事実に対して守秘義務を持つ。

●教授関係において、子供及び保護者の利益を最優先する。

●子供の感性をそのまま受け入れ、子供及び保護者を一方的に非難し、審判することがあってはならない。

●自らを完全な人間と思い込むことなく、感性を子供と共有するために研鑚しなければならい。

●偏った「知識・技能」を押し付けている可能性がないか自問自答し、子供の知性と感性を伸ばすために取り組まなければならない。

●子供が自らの目標を定めることを支援しなければならないが、決定に際しては子供及び保護者の意思を尊重する。

●子供及び保護者に自己の価値観を押し付けてはならない。

●子供及び保護者、他の教職員に対し、性的差別やセクシャルハラスメント、虐待を行ってはならない。

●性的差別、セクシャルハラスメント、肉体的・精神的苦痛を与えていない(自己管理するとともに、他の教職員の行動・言動にも注意し、未然に防がなければならない。


まあ、生徒(さすがに児童はないが)や親とできてしまった教員も知ってますし、職場で精神的虐待を受けているとしか思えないような教員も見ています。学習塾だったらもっといろいろな事件やトラブルもあるのでしょうか。

でも、建前にしても、一度きちんと文章化してみるのもいいことでは。

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内 容 ニックネーム/日時
学生の講師というのはひどいです。人のことを言えた立場ではありませんが、学生の講師は適当すぎます。それはそうでしょうね、しょせん、暇つぶしとお金を稼ぐための“バイト”ですから。しかし、とても責任があるバイトであるということをあまり自覚していません。私のところの塾は、専任の先生の授業はレベルが高いと評価しています。柔軟性を含んでいますので。ですが、たまに適当なところが許せません。仕事中ですよね?って思います。若い先生(私よりは年上ですが)や、バイトは目に余ります。大学という学歴を振り回している気がします。
飲食店では“私たちのお給料はお客様からいただいているのだから、お客様に対して最高のサービスを提供しなければいけない”という姿勢でした。
それに対し塾は、まるで自分が神であるかのような態度の若い講師(専任もバイトも)。改めて塾のありようを見直すべきだと思いながら読ませていただきました。

それから、このあいだの不躾なコメントに返事をいただきまして、ありがとうございます。
わたしのURLはこちらです。また参ります。http://ameblo.jp/mijinko3/
MoKa
2006/04/06 00:35

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