日々雑感

 総理府調査で、「学校より塾の方が優れている 保護者の7割」というニュースがありましたが、調査したところが規制改革・民間開放推進室なんて、あまりに底が割れすぎ。意図がミエミエです。学力向上とか評価の視点を限れば、塾の方がパフォーマンスが優れているなんて当然。それよりも学校の教員に対して「満足」と「不満」がほぼ拮抗していることの方が驚き。この手の調査で拮抗というのは、教員への評価は意外と高いと読んでもよいと思う。

 それにしてもよい教員、よい先生って、どんな人なんでしょうね。正直、私は分からない。中学校以上の段階で言うならば、私の経験(自分の経験で教育を論じる中高年は信用してはいけません)では、恩師は正真正銘のデモシカ教員だった。きちんと仕事はしているが、どこか投げやりで、時々変なこだわりを見せて、それを自分で恥ずかしがるような人。それともう一方は、絶対こんな大人にはならないという意志を持たせてくれた反面教師の方々。

 また、旧帝国大学大学院を出ていてもどうしようもない、本当にどうしようもない教員もいた。今で言う2種、昔の2級免許でもよい先生もいた。私の知り合いの子供を助けてくれたのは非常勤講師だったが、結局、その人はずっと正式採用されないまま転職した。子供の目に見える学力を上げるだけがよい教員なら、こんな楽はことはない。すぐに分かるし、すぐにできる。

 よい塾の先生、よい予備校の先生、よい家庭教師とはどんな人か。その答えは出るだろう。しかし、学校については、よい先生、よい教員とはこんな人だという答えは出せないし、出してもらいたくもない。

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この記事へのコメント

THE義務教育
2005年10月09日 16:54
カラさん、こんにちは。ワタナベです。
>調査したところが規制改革・民間開放推進室
>なんて、あまりに底が割れすぎ。意図がミエ>ミエです
なるほど、そういう側面があったんですね。
規制緩和・民間開放推進室の意図というのは、公立小中学校の運営を企業にまかせちゃうとか、そういうことなんでしょうか?
公立小中学校の民営化とか、先生が派遣社員になっちゃうとか、そういうことなんでしょうか?よくわかりませんね。
TBさせていただきますね。
カラ
2005年10月10日 03:09
規制改革・民間開放推進室は、行政が抱えている部分を民間企業に開放しようという部署で、民間開放の要望を担当省庁と折衝するのが仕事です。今度の狙いは、おっしゃるように義務教育学校の「公設民営化」あたりでしょうか。文科省は幼稚園と高校の公設民営化は認める方向ですが、義務教育に関しては拒否しています。これへの揺さぶりでしょうね。

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  • <注目ニュース>再エントリー

    Excerpt: 先ほどのエントリーが全部載っていなかったので、もう一度エントリーします。2回目の方、ご迷惑おかけしました。 「学校より塾が優れている」が7割・内閣府保護者調査 まぁ、「やっぱり」と.. Weblog: THE義務教育-保護者が感じる「今の学校ちょっとヘン」 racked: 2005-10-09 16:55