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みんなの「教育改革」ブログ


グローバル対応で外国人ALTを教員に―特別免許活用で

2014/06/24 17:38
ごぶさたしておりした。ブログは休んでいるつもりだったのですが、気になるニュースが一つあったので。

文部科学省は、「特別免許状の授与に係る教育職員検定等に関する指針」というものを策定し、6月19日付で都道府県教委などに通知しました。

中身は結構驚きです。グローバル化対応で英語教育の充実が叫ばれ、小学校からの英語の教科化、国際バカロレア認定高校、スーパーグローバルハイスクールの指定などを文科省は進めていますが、課題は使える英語を教えられる教員がどれだけいるかということです。

そこで登場したのが先の指針です。簡単に言えば、教員免許がない外国人や海外勤務経験者などに特別免許状を交付して、正規の教員に登用できる道を開くというものです。特別免許状による正規教員なので、英語以外でも道徳、特別活動、総合的な学習の時間などの指導ができます。

特別免許状は、教員免許を持っていない民間人を活用するため規制緩和の一環として創設された制度で、都道府県教委が授与します。ただ、雇用と免許状の交付が実質的にセットとなっているので、あまり活用例はありませんでした。これを英語を教えるための外国人採用に活用しようとというわけですね。

私は、公立学校の教員には日本国籍が必要とは必ずしも思っていないので、これ自体には特別批判はありません。

しかし、、、、

指針の内容を見ると、

「指導計画・指導案・教材の作成、指導方法・指導技術に通じていないと考えられので」、日本人教員が指導案などを書いてあげなさい。
「基本的な日本語力が不十分」な特別免許所有者には、学校が支援しなさい。
などと書かてれいます。

このほか、このタイプの特別免許所有者は、全教職員の「5割以内」とすること。さらに、英語教育やグローバル教育などの研究開発学校、教育課程特例校は「この限りではない」としています。

これってあまりにも、、、、、。大阪府ではもうやっていることですが、文科省の今回の基準は大阪よりもかなり緩いです。もうグローバル化対応を掲げされすれば、何でもありということなんでしょうか。


指針が例示した特別免許状の授与条件などから、主に外国人ALTが念頭にあることは間違いないでしょう。また、外国籍の人間は、教諭にはなれないので「任期なしの常勤講師」となるのでしょうね。
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自民党の教育再生実行本部 第1次提言・第2次提言・中間まとめ等の全文・本文入手先

2013/06/26 17:51
自民党の教育再生実行本部の提言、中間まとめなどが、自民党のサイトにアップされたので、そのリンク先を張っておきます。

自民党公式サイトなので、資料引用等でも十分利用できると思います。


○教育再生実行本部 中間取りまとめ 2012年12月21日
教育再生実行本部 中間取りまとめ

○第1次提言(第1次と銘打ってませんが、これが第1次です) 2013年4月6日
教育再生実行本部 成長戦略に資するグローバル人材育成部会提言

○第2次提言 2013年5月23日
平成の学制大改革部会 大学・入試の抜本改革部会 新人材確保法の制定部会 第二次提言

○教科書検定部会中間まとめ 2013年6月25日
教科書検定の在り方特別部会議論の中間まとめ


それにしても以前、同じページを見た時にはこれらは載っていなかったですね。
まあ、載せたのだからよしとしましょう。
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高大接続テスト(仮称)の最終報告書の内容2

2010/11/24 22:43
「高大接続テスト」(仮称)について、文部科学省の研究委託を受けて北海道大学の最終報告書の内容が分からない方が多いので、先に私大連のサイトをリンク先として紹介しましたが、研究委託元である文科省のサイトにも載っていることを同業者から教えてもらいしまた。ここです。

しかし、載っているといってもこれほど深いところにあるのでは、報告書の正式タイトル名などを知っている者でないかぎり、検索できないのでは。

逆に言えば、中教審答申で提言された「高大接続テスト」に対する文科省の現在の受け止め方は、この程度ということを示しているのではないでしょうか。
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全国学力テストと競争主義・主張編3

2009/01/02 01:03
 明けましておめでとうございます。風邪をひき、文字通りの寝正月となっています。

 この件について、貴重なコメントありがとうございます。私の至らない考え方に意見をいただき重ねて感謝いたします。ここで、コメントに対する私の考え方を説明したいと思います。

 私自身も学校支援施策と公開をセットにするというのは、実は理想論だと思っています。しかし、始まってしまった学テをいまさら文科省がやめるわけはないでしょう。そして、情報公開の流れや社会の学校不信を背景に、学テの成績公開の動きはさらに広がっていくことも確実でしょう。

 このままいけば、syougakukyouinさんの言うような事態が学校現場で必ず起きると思うのです。ただ、社会全体が昭和の学テ騒動のようなことになるのかどうか、、、それは分かりません。以前に比べれぱ日本の社会ははるかに成熟しています。無責任な言い方を許してもらえるならば、その時に社会全体がどんな反応を示すのか、すごく楽しみなのです。

 ある意味、「ゆとり教育批判」や「学力低下」で社会全体が盛り上がった時代は、既に「古きよき時代」になってしまったのかもしれません。恐らく、最悪のシナリオは、社会全体が教育に無関心なまま、学校現場だけが荒廃していくことでしょう。

 では、どうすればよいのか。yoさんが「具体的には、地域の問題があると思うのに、それを学校に負わせていく側面を強調するようにも聞こえます」とおっしゃるように、学校だけでは解決できない問題が現在は多すぎます。

 学校同士を競争させることで、そんな問題も解決できるという競争主義は、あまりに楽観的です。

 ただ、例えば教員の努力や学校経営の改善など学校だけで解決できる問題なのか、学校だけで解決できない問題なのか、、、、、それを誰がどう判断すればよいのでしょうか。一義的には校長をはじめとする教員、そして行政機関としての教育委員会でしょう。しかし、それが十分に機能していないから現在の状況があるのではないでしょうか。

 例えば、さまざまな事情からどうしても学力が低い地域、学校がある。教育委員会もそれを分かっている。では、そこに予算や人員を手厚く配分するとい行政として当然の手法が、実際に行われているでしょうか。

 すべての学校に十分な資源を配分するというのが理想ですが、これからの時代にそんなことは求めても無理でしょう。また、学校だけで地域の問題を抱えることになるという批判も当然です。地域や家庭を巻き込んだ施策が必要ですが、これからの格差社会で、教育は子供たちにとって社会を生き抜くためのセーフティネットとなることを考えれば、やはり学校がやらなけれならない部分が大きいと思います。

 学テの町村別・学校別の成績を公開するということは、どこに集中的に資源を配分すればよいのかを見つけ、それを社会的に納得させるため指標としていくしかないのではないか、、、、、

 もちろん、その際に学校経営や教員に問題があるのかどうかを判断することは必要になることは思います。そして、それが学校経営の改善や教員の努力などで解決できない構造的な問題であると判断されたら、そこに資源を投入する。

 いささか語弊のある言い方ですが、「馬鹿な学校ほど予算や人員がついてもうかる」ということを社会全体が許容するならば、学テの地域別・学校別の成績公開もあってよいのではないか、、、、ということです。

 こんなことを言うと批判されるのは分かっています。しかし、このまま進めば、いずれ敗者が浮かび上がれない時代になるでしょう。そうではなく、敗者をつくり出さない社会にすることが必要なのではないでしょうか。私は、学テの成績公開に反対する意見の中に、敗者をつくらないという温かい眼差しよりも、現実に敗者が存在することから目を背けようとする冷たい眼差しを感じるような気がしてならないのです。

 もちろん、理想論です。一番の現実的な選択は、学テの一斉テスト方式をやめて、統計的に学力動向を把握できるに十分な抽出調査に切り替えることでしょう。

 ただ、「馬鹿な学校ほどもうかる」ということを教育行政が率先して実現すれば、もしかしたら敗者をつくりない社会に向けた一歩になるのではないか、、、、そんな夢を見ているだけです。


 
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全国学力テストと競争主義・主張編2

2008/12/31 18:43
 今年最後のブログとなりました。ということで、この問題を片付けておきたいと思います。

 ところで、鳥取県で学テの市町村別・学校別の成績公開を念頭に置いた情報公開条例の改正案が成立したり、秋田県では市町村名を明らかにした成績公開が行われるなど、どんどん公開に向けた動きが進んでいます。

 前回も書いたとおり、学校別・町村別に成績を公開すれば、競争主義により全体の教育がよくなるということは、義務教育単会の公立学校においてはほとんどあり得ません。

 では、学テの成績公開についてどう考えるか。以下が私の提案です。

 @学テの成績は原則として公開すべきである。
 学テの成績は、間違いなく行政情報です。その公開を拒否するのは時代の流れに反します。


 A公開は市町村が行うものである。都道府県が行う場合、成績の悪かった市町村に対する補助金などの増額・人員の加配などの施策を必ずセットとする。
 公立小・中学校の第一義的責任者は市町村です。それを差し置いてどうして都道府県が公開できるのでしょうか。そこには、市町村より都道府県のほうが偉いという感覚がうかがえます。
 文科省による公開差し止め要望を地方分権に反すると非難した知事がいましたが、都道府県は市町村をどう扱ってもかまわないと思っているような者に地方分権を語る資格はありません。そのような考え方は、「地方分権」ではなく「中央集県」です。
 また、都道府県が市町村別の成績を公開するのであれば、それは結果の悪かった市町村に対してどういう支援を予算や人員の面で講じるのかという都道府県レベルの施策とセットでやらなければ、あまりに無責任とうものでしょう。繰り返しますが、信賞必罰的なテスト結果の良い市町村を優遇するのでしなく、結果の悪かった市町村を支援する施策が必要です。


 B市町村は原則として学テの結果を公開すべきだ。さらに、学校別の結果公開は各学校の教育支援方策とセットで行うべきだ。
 行政情報である学テ結果は、市町村が堂々と公開すべきです。たとえ全国平均より低かったとしても、それが事実であれば隠すことはないでしょう。教育行政で市町村が行えることは限界があるという声もあるでしょうが、事実を住民に公開しない自治体が、まともな教育行政をできるとは思えません。客観的事実を公開し、それについてどうするかを示すことが行政の仕事です。
 ただ、各学校別の成績を公開するためには、結果の悪かった学校をどう支援するのかという施策をセットに公開するべきです。



 単に数学・算数と国語のテストに過ぎない学テで、全体の学力は測れるものではありません。しかし、義務教育段階の公立学校教育において、学テ成績の悪い市町村、学校があるというのは致し方のない事実なのです。

 それを公開すれば、過剰な競争主義におちいり学校教育が荒廃するという教育関係者の懸念は当然でしょう。

 しかし、学校不信、教員不信がまん延している現在、情報を公開しないというとこは、学校や教員への不信感を増幅させるだけです。ならば、事実を事実として受け止め、なぜそうなったのかをきちんと分析し、それに対する行政的な対応をすべきなのです。そして、その対応施策とは何度も繰り返しますが、成績の悪かった市町村、学校を支援するものでなければなりません。成績の良かった市町村や学校は、研究指定校にして、大勢が視察に訪れることに対応できる経費をつければよいでしょう。

 ◎地方分権、規制緩和の名の下に、教育予算はどんどん交付税化され、学校現場に回らなくなっています。
 ならば、本当に予算や人員が必要なところ、学校はどこなのか。それを明らかにして、必要なところに予算・人員を回すことが学テの成績公開の意義だと思います。


 もし、それができないまま公開だけが進めば、それこそ百害あって一利なし。即刻、学テは廃止すべきです。


 来年はますます厳しい年になりそうです。それでも願わずにはいられません。どうか、来年は良い年であるますようにと。それでは皆さま、良いお年をお迎えください。
 
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全国学力テストと競争主義・主張編1

2008/12/08 02:30
 全国学力テストの成績結果を市町村別あるいは学校別に公開すべきかどうかという問題に対する私の考えを述べたいと思います。

 それと、こんなつまらないブログの質問に3人もの方が答えていただき、たいへん感謝しております。ありがとうございます。

 質問に答えていただいた方は、いずれも学テに対して冷静な見方をしておられて安心しました。なぜ、私がこのような質問をしたのかというと、「学テの結果を予算に反映させる」ということがどんな意味に受け止めているかを知りたかったからです。

 3人とも学テの点数が悪かった学校は予算は減らすとはお答えになりませんでした。当然です。

 ただ、「予算というニンジン」という言葉もあったように、学テの点数のよかったところに予算を多く与えるのが普通の意見だと思い、それに反対したという思考をたどったのではないでしょうか。

 じつは、私も同じことを危惧しています。「学テで学校同士が競争することで、全体の学力が上がる」という競争主義、そして「学テの結果を予算に反映させる」という成果主義には次のような問題があります。

 @競争して全体がよくなるというが、言い方を換えれば行政は予算をかけないということではないか。
 A成果を予算に反映させるというのは、成績の悪かった学校の予算を減らすことにつながるのではないか。

 たぶん、上の考え方は民間企業では当たり前でしょう。しかし、少なくともこれは公立学校には当てはまらないのです。なぜかというと、学校全体の学力は、教員の努力以上にその学区の子どもたちの家庭状況、地域の経済状況に左右されるからです。批判を承知で例えるなら、生活保護世帯の子どもが3割を超える学校と中産階級以上の子どもが多い学校とでは、学テの成績はどちらが高いと思いますか。答えるまでもないでしょう。

 競争主義は、競争の前提条件が同じであれば健全に機能します。しかし、義務教育の公立学校は、子ども、家庭、地域を選ぶことができないのです。つまり、義務教育段階の公立学校において競争主義は、そもそも成り立たないということです。

 ここで、学テの成績がよい学校に予算を多く与え、悪い学校の予算を削ったら、どんなことが起きるかは自明でしょう。

 どんな条件でも子どもたちの学力をあげるのが教員の仕事だというのは正論です。しかし、経済的に困難な家庭の子どもを多く抱える学校と、ほとんどの子どもが一戸建ての家に住み学習塾にも通っている学校では、教員の努力の種類が違うのです。

 では、競争主義による学テの成績は公開しない方がよいのか、、、というと、私はそれも違うと考えています。

 長いブロクは読まれないというので、以下は次号で。
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全国学力テストと競争主義・質問編

2008/12/06 13:38
 ある教育雑誌にジャーナリスト、学者、官僚OBなどが匿名で交替に書いているコラムがあります。私もそのメンバーの一人で、そこでも書いたことなのですが、、、、、全国学力テストと競争主義という問題をどう考えたらよいのか。

 現在、文部科学省の全国学力テストの結果の中から市町村別の平均正答率を公表すべきかどうかということが議論されています。

 大阪府の橋下知事のいかにも大阪らしい「やんちゃ」な発言が発端ですが、教育関係者は反対、一般社会は賛成という流れのようです。

 で、私はどう考えているのかを言う前に、このエントリーを読んでくださっている方に質問したいと思います。


 (問題)
 全国学力テストの結果、A小学校は全国平均点をはるかに上回る成果を上げた。またB小学校は、全国平均点とほぼ同じ成績だった。そしてC小学校は、全国平均点を大幅に下回った。3校はすべて同じ市の公立小学校である。
 全国学力テストは、学校間で競争させることで学校教育の水準を上げるものだという意見を踏まえた時、あなたはこの3校にどう予算配分しますか。


 正解などはありません。信賞必罰、競争主義、市場原理、公立学校の教育の特性などいろいろな考え方があると思います。

 A=予算増額、B=現行維持、C=予算削減、、、、などと回答してください。
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和田中の夜スペシャルと公教育の関係

2008/05/21 18:30
更新が滞っており申し訳ありません。東京都杉並区立和田中学校の夜スペシャルは、いろいろな意味で話題になっているし、考えさせられる問題です。

本来ならこの問題でエントリーを書かないといけないのですが、いかんせん時間が、、、、

ということで、別のホームページになりますが、このテーマで私が書いたものを挙げておきます。この回はクライアントの要望に左右されることもなく、好き勝手に書いたものなのでここからリンクさせてもよいと思います。

内田洋行 学びの場comの「教育情勢を説く」という私の連載頁です。









豆コラム「文科省の検討会委員になった」(その1)

ある日のこと、仕事のお得意様である教育雑誌編集長から電話がきた。彼は、東京・本郷にキャンバスのある某国立大学出身者。その関係で役人とは太いパイプがある。

編「あんた、高校の看護科についてなんか原稿書いたことある」
私「ないですね。あれは特殊な世界なのでクライアントがないから」

編「だよな。ところでマルブン(文科省の隠語・○印のなかに文と書く)の教科調査官からあんたについての問い合わせがきた。どうやら高校看護科の会議の委員を探してるらしい」
私「へぇ〜、でも関心ないですね」

編「だろうと思った。しかし、俺のところに来たのだから、こちらも何とかしないといけない」
私「???」

編「わが社のために、この話は絶対に引き受けること。というより既に引き受けると返事してある」
私「だから看護科のことなんて何も知らないってば」

編「大丈夫。どうせ数合わせだから、何もしゃべらなくてもOKだ。いや、かえってしゃべらん方がいい」
私「???」

 どうやら役所は、経歴や人物などが詳しく分からない人間を委員候補にする際、周辺から実際にどんな人物なのか調べるらしい。その場合、委員を依頼したら引き受けてくれるかもポイントのようだ。

 こうして私は問答無用で、生まれて初めて役所の検討会議委員というものになることになった。(続く)
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中教審の高大接続テストって何?

2008/01/27 00:33
 今回は当ブログでは珍しく大学入試関連の話題。

○推薦・AO入試に学力検査導入案 中教審部会が提言へ(朝日新聞1月23日)
○大学入試:AO枠に学力テスト−−中教審提言(毎日新聞)

 大学全入時代を迎えて、大学生の学力保証のために推薦入試、AO入試にも学力検査を実施するなどを盛り込んだ報告を中教審学士課程教育小委員会のワーキンググループがまとめたというニュースです。ネットにはまだ公開されていないので、つてを頼って手に入れました。なんだ、推薦やAOでも学力テストをするのね、、、、、という話ではすまないようです。


○高等教育の質の保証は、高校教育から
 まず、この報告をまとめたワーキンググループの名前が「高等学校と大学との接続に関するワーキンググループ」なのです。

 しかも報告書の中のキャッチフレーズがすごい。私だったら記事の見出しにこれを使いますね。それは『「選抜」から『相互選択』へ」というタイトルです。私立大学の少なくない部分が、学生を入試でえらぶどころか、入試を受けてもらうために必死になっています。いやま、多くの大学は学生から選ばれる立場にあります。要するに報告は、大学入試という「入口」が、もはや学生の質を保証するものとはなり得ないという現状を踏まえて、書かれているのです。

 報告はこう指摘しています。
「高校教育の質の保証・大学の入口管理を(大学)入試機能に依存し続けると、高校教育・大学教育の双方に大きな影響を及ぼす懸念がある」

 そして、報告は大学教育の質を保証するためには、高校教育の質を上げることだという認識を示しています。


○大学入試は昨春ターニングポイントを超えた
 このような議論が中教審で起きるのは、大学入試が昨年春に大きな曲がり角を迎えたからです。詳しい数字は省略しますが、昨年春に現役生の大学・短大進学率が史上初めて50%を超えました。ある学説にしたがえば、日本の高等教育はマス化からグローバル化(普遍化)の時代に突入したことになります。

 さらに日本私学振興・共済事業団の調査によると、昨年春の私立大学入学者のうち推薦とAOで入学した者の比率が、50%を超えました。つまり、私立大学新入生全体のうち半数以上が学力検査なしで大学に入学したのです。


○高大接続テストは「推薦・AO版統一学力試験」のことだった 
 で、報告はとりあえず現行では学力検査をしてはならないとされている推薦とAO入試に学力検査を導入することもできるようにしようと提言しています。

 しかし、マスコミ各紙が書いている「高大接続テスト(仮称)」の意味がよく分かりません。私は、新聞報道を読んでいてこれは何だろうと思っていました。

 で、報告を読むと、、、、、、、、、『「学力担保」措置として、高校・大学が協力してAO入試や高校の指導改善に活用できる新しい学力検査」と説明されています。

 要するに、一般入試用である大学入試センター試験とは別に、推薦入試・AO入試を受ける受験生用の統一学力テストをつくるということでしょう。

 おそらく、各大学は「高大接続テスト」何点以上などの志願ラインを設定する。高校は、こんな成績では推薦・AO入試に出願できないぞと生徒を指導する、、、、、そんな感じでしょう。

 もちろん、これが実現するかどうかは分かりません。しかし、全国高等学校長協会ははやばやと賛成を表明しました。

 推薦・AO入試で大学に入るから勉強しなくてもよい、、、、とはならない時代がくるかもしれません。しかし、現在の大学、高校にとって、これは諸刃の剣でもありましょう。

 いずれにしても、大学教育の質の確保という中教審の論議は、実は大学や大学入試だけの話ではなく、高校教育をも巻き込んだものなのです。今度の大学改革は、高校改革につながっていくでしょう。
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大学の質の保証が招くのは後期中等教育の複線化か?

2008/01/15 00:43
今回取り上げるのは地味なニュース。でも、この影響はもしかしたらかなり大きいかもしれないと私は思います。

○大学評価で統一基準を研究(読売新聞1/13)
 OECDの非公式教育相会議が東京で行われ、「高等教育の成果の評価」について国際的統一基準をつくり大学評価を行うための研究をすることで合意したというニュースです。

 地味です。ほー、そうですか、、、、で普通なら終わりです。でも、、、、、もし、これが実現すると一番影響というか被害を受けるのは「日本の大学」だと私は実は思っています。施設や設備などの教育条件の評価ではなく、学生の教育成果という基準で見た場合、世界レベルの高等教育水準に達する学生を送り出していると胸を張れる大学が、いったい日本に何割あるでしょうか。

○大学教育の質の保証をあせる文科省 
 確かこの問題は、アラブの王族など金持ちの子女に学位を乱発する大学が西欧で増加していることが発端だったと記憶しています。しかし、一般的には、西欧などの各国では大学進学率自体が低いのでさほど問題ないでしょう。大学進学率が高い米国では入るのは簡単だが出るのは難しいという『厳格な成績管理』が一般的に導入されており、教養教育、研究者養成、専門家育成など大学の機能分化も進んでいるので大丈夫でしょう。しかし、日本の大学はどうでしょうか、、、、、、。

 文部科学省の中央教育審議会は昨年、「学士力」などの言葉がマスコミで話題になった学士課程教育の質の保証に関する報告をまとめています。この背景には、現役大学等進学率が昨年春に初めて50%を超えたという大学教育のグローバル化という問題がありますが、国際的な大学評価の動きも念頭にあったはずです。このままいけば、日本の大学教育に対する世界的な信頼が失われかねないという、、、、、、。


○大学に巻き込まれる高校教育
 しかし、ことは大学教育の質の向上というだけにとどまりません。中教審の大学分科会では「高校教育の質の保証」も検討テーマの一つになっています。また、一般には報道されていませんが、同じ中教審の教育課程部会でも「高校教育の質の保証」がテーマとして議論されています。ようするに、日本の大学教育の質を向上させるには、大学だけではなく高校教育にまで手を入れないといけいなという認識が中教審、つまり文科省にはあるのです。

 では、高校教育の質を上げるにはどうするか。ずばり、大学を受験するために資格制度を導入することです。結局は批判が多くて第三次報告には盛り込まれませんでしたが、昨年末に教育再生会議で議論された「高卒テスト」ですね。

 ひねくれた私は、「高卒テスト」の議論は、世論の反応を見るためにわざと文科省の事務方が教育再生会議に持ち込んだのではないかという全く根拠のない妄想までしてしまいます。


○行き着く先は後期中等教育の複線化か
 中学校卒が入る5年一貫の高等専門学校(高専)があるものの、日本の後期中等教育は高校という制度にほぼ一本化されています。実際は、学力、進路などにより同じ学校として議論できないほど高校は多様化しているのですが、高校を卒業すれば大学受験ができるということに変わりはありません。

 現在の大学が仮に何割かが経営的理由で淘汰されたとしても、現役高校卒の50%が大学等に進学する現在の状況が続く限り、大学教育の質を向上させることは難しいでしょう。米国のような「厳格な成績評価」は日本の風土に合いません。

 となると、大学受験者を絞らなければならない。しかし、同じ高校教育を受けながら、大学を受験できる者とできない者が分かれる大学受験資格試験のようなものも、はやり日本の風土に合わないことは昨年末の教育再生会議の議論やそれに対する世論の反発で明らかです。

 では、どうするか、、、、、、後期中等教育を複線化し、大学進学を前提とする高校、専門的な技能者養成の職業学校に再編していくことではないでしょうか。

 いますぐというわけではありません。しかし、あまり遠くない将来、後期中等教育の複線化という課題が出てくると私は思います。その発端が、もしかしたら今回の国際的な大学評価の話ではないかというのが私の考えです。

 そのように考えると、

○工業高や商業高、5年制職業校に再編…政府・自民が検討(読売1/8)

 職業高校を統合して5年制の職業学校をつくろうという上の記事のについても、単なる職業教育の活性化などというのとは違った読み方ができると思います。


 大学の国際的な質の保証という世界的な要請を前にして、日本の教育は
@18歳で一斉に大学進学することをやめて、多様性な年齢層を相手に機能分化した大学・大学院が厳格な教育を行う米国型
A進学か職業かという階級制度のなごりを残した複線化された後期中等教育を持つ西欧型

 のいずれかを選択するか、あるいは日本独自の方法を新たに見つけ出すことを迫られているというのが現状なのではないでしょうか。
 
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タイトル 日 時
授業時間数10%増は数字のマジック
 学習指導要領改訂のニュースが日刊紙でもどんどん流れるようになりました。ネタもとは中教審の教育課程部会の会合を各社とも傍聴取材しているので、取り上げる事項のウエートの違いはあれ大筋はどれも同じです。  また、中教審の議事録もどんどん最新のものがアップされるようになりました。これをマスコミ的に解釈すると、「ゴールが近い」ということです。議論が微妙な論点を含んでいる時、役所は議事録をアップしません。更新が遅れているという体裁をとって、中身を公表しないのです。でも、大筋が決まってゴールが見えてくると... ...続きを見る

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2007/09/16 14:22
ゆとり教育と学力
 さあ、一部の人たちにはまた困った結果が出ましたね。高校の学力テストの結果です。正確には、学力テストではなく「教育課程実施状況調査」といい、学習指導要領改訂の資料とするため数年おきに抽出調査で実施されます。 ...続きを見る

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2007/04/15 00:09
教育再生会議の競争原理導入報道の裏側
 教育再生会議が学校教育に競争原理を導入し、生徒の集まる学校には予算を多く配分し、集まらない学校は統廃合するという報道は、各方面でいろいろな波紋を呼んでいるようです。賛成、反対さまざまですが、、、、ここでその報道は真実だったのかということを検証したい。実は、私たちはある意図に載せられているのではないか。 ...続きを見る

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2007/04/13 00:56
道徳は教科化か新教科か
 教育再生会議の第一分科会の動向で、道徳教育の改革があります。以前のエントリーでは少し触れましたが、第一分科会の資料が公開されたので見てみると、どうやら単なる保守的な道徳教育の充実ではないような気がします。 ...続きを見る

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2007/04/11 23:09
私的解説・教育改革3法案
 やっと文科省のサイトに教育改革3法案がアップされました。閣議決定と国会提出が3月30日なのに、遅すぎる。というわけで、法案の要点を見てみたいと思います。しかし、こんなマニアックなものを読む人がどれだけいるのか。だんだん、一般向けから離れていますね、このブログは。 (教員免許法改正案で現職教員にかかわる部分を新しく追加しました) ...続きを見る

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2007/04/07 01:22
道徳の教科化報道の狙いは
 ごぶさたしました。年度末で仕事がかなりハードでした。その間に世の中はいろいろと動いているようです。教科書検定というメジャーな話はほかに任せるとして、ちょっと遅れましたが道徳教育の話を。 ...続きを見る

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2007/04/03 14:15
教育改革3法案で中教審が答申
 さて、教育再生会議の第一次報告具体化のための教育改革3法案を審議していた文科省の中央教育審議会の答申が出ました。 ...続きを見る

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2007/03/11 23:19
これは全国学力テストの強制が狙い?
 教委制度改革のための地方教育行政法改正について、資料を調べていたらちょっと気になるものを見つけました。以前に眼を通していた資料なのですが、見落としていたようです。 ...続きを見る

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2007/03/05 17:19
教育改革、当面はこうなる
 教育再生会議の第一次報告を受けた教育改革3法案の中身がだいたい固まってきたようです。では、これで当面どう変わるのか。 ...続きを見る

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2007/03/04 16:01
ちょっと気になるニュース
 今回は、ちょっと気になるニュースをいくつか。 ...続きを見る

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2007/02/17 15:48
教委制度改革の論点
 前のエントリーで内閣府の規制改革会議がいじめによる就学指定校の変更を認めない教委の実名を公開する方針というニュースについて、これは教育再生会議の教委改革を後押しする狙いがあるのではないかと書きました。ところが、今日は朝日新聞に内閣府の規制改革会議と教育再生会議が対立しているというニュースが載っています。いやはや、、、 ...続きを見る

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2007/02/15 17:30
悪質教委実名公開の裏の意図
 教委制度見直しの掛け声で、教育委員会に対する風当たりも強くなっています。これもその一つのようです。 ○いじめでの転校認める「学校選択制」、従わぬ教委公表へ(朝日新聞02月11日) ○市区教委、いじめで転校「拒否も」半数(読売新聞2月11日) ...続きを見る

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2007/02/12 23:42
スピードある教育改革と選挙対策は別ものだ
 最近、教育改革をめぐる話では、「スピード感を持って」という言葉がよく使われるようです。確かに、教育に関する政策は経済政策などと比べて格段にスピードが遅い。変えようといってから実際に変わるのに数年かかることも珍しくないです。しかし、早ければよいというものではないのが教育というテーマの難しいところです。 ...続きを見る

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2007/02/11 01:56
これは教育行政の後退だ
 安倍首相は、教員免許法、学校教育法、地教行法の3改正案を今の通常国会に提出すると言ってますが、どうみても教員免許法、そして学校教育法の教育基本法関係部分以外の改正は時間的に無理です。無理を承知でやる、しかもほとんど具体的議論なしで。これを無茶苦茶といわずになんというのでしょうか。 ...続きを見る

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2007/02/06 21:25
教育再生会議第一次報告の雑感
 ただいま、締め切りに追われています。正直、ブログ更新しているなど担当に知られたら、怒られるでしょう。ということで、取り急ぎ、教育再生会議第一次報告の感想を。 ...続きを見る

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2007/01/24 21:29
いずれ問題になりそうなニュース
 甥っ子がフリーター宣言をしてしまいました。もの書きを目指すのだということで、親戚中では、内心、私に対する風当たりが強いようで。いや、私は一応、卒業も就職もしました。それにしても、もの書きとは「書きたいものがある」からなるもので、「もの書きになりたい」からなるものではありません。と説教しても聞くはずもなく、、、、私の甥ですからね、、、、、  で、今回は気になるニュースをいくつか。いずれもそう大きなニュースではありませんが、これは将来に禍根を残すのではないか、、、という懸念があります。 ...続きを見る

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2007/01/24 00:48
全国学力テストの予備調査
 今年4月から小学校6年生、中学校3年生を対象にした全国学力テストが文部科学省によって実施されます。これに対する社会の反応を見ると、過去の学テ騒動が全く嘘のようです。社会では学力テストの実施を肯定的に受け止める声が多いようですね。 ...続きを見る

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2007/01/15 03:08
密室で迷走する教育再生会議報道
 ごぶさたしています。年末のため多忙、、、というわけでもないのですが、昨今の教育に関する話題について、何か言いたいという気力がわかないのです。もう、どうぞご自由にという気分になりかかっています。まあ、これではいけないと気を取り直してニュースを見ていると、教育再生会議の報道が迷走気味ですね。おそらく、この原因は密室審議によるものです。 ...続きを見る

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2006/12/10 13:31
日々雑感・安倍教育改革は成功する
 ただいま年末進行という出版界恒例の行事の中で、忙殺されています。教育基本法、教員給与の見直し、学校評価など書きたいことはあるのですが、時間がとれません。で、今回も雑談です。テーマは、安倍首相による教育改革は成功する、、、、です。 ...続きを見る

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2006/11/30 22:01
履修不足・必修逃れが招く危ない将来
教育基本法改正の話をしようと思ったのですが、気力がわかないのでまたいずれ。で、高校の履修不足・必修逃れ・未履修の一連の問題について、まとめというか総括をしようと思います。というのも、、、、、この問題を契機に教育基本法改正とも関連して、なんだか世の中が危ない方向にいきそうなのが気になるからです。 ...続きを見る

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2006/11/25 11:04
安倍教育改革の着地点
 締め切り間際で忙しいのにブログを書いている。こういうのを心理学的には逃避行動というのでしょう。ところで、相次ぐいじめ自殺、泥沼化しつつある高校の履修不足・必修逃れで、教育委員会の改革が課題になってきました。なんだか、安倍首相の教育改革の着地点の一つが見えてきたような気がします。それは、市町村教委の強化と、国による市町村教委と小・中学校の直接監督ではないでしょうか。 ...続きを見る

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2006/11/08 14:21
学力テストの結果で予算配分?
最近の教育改革の流れの一つに学校間への競争原理、市場主義の導入があります。安倍首相が掲げている教育バウチャー制などは、その最もたするものです。で、今回は次のニュースを取り上げます。 ...続きを見る

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2006/11/06 01:34
私立中高一貫と履修問題
高校の履修不足・必修逃れの問題は、前のエントリーで区切りをつけました。ただ、前のエントリーに書いて、修正後に削除したものがあり、もう一回それに触れておこうかと。書く気になったのは、このようなニュースをみつけたからです。 ...続きを見る

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2006/11/05 01:00
履修不足・必修逃れの結末と今後
 もういいやと思いながらも、一応この問題に区切りをつけておきたいと思います。 ...続きを見る

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2006/11/03 16:16
履修不足、必修逃れと騒ぐ前に考えよう
なんか、必修逃れ、履修不足に対する騒ぎを見ていたら、もうどうでもいいやという気分になってきた。いや、どうでもよくないのですけどね。 ...続きを見る

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2006/10/30 13:47
履修不足・必修逃れQ&A
 今日も起きて新聞をみたら、また高校の履修不足・必修逃れはさらに大きな扱いに。あるブログでは耐震偽装になぞらえて、『教育偽装問題』と名付けていました。うまい、、、いや、感心している場合ではない。 ...続きを見る

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2006/10/29 14:32
教育再生会議の狙い
 寒くなりましたね、大慌てで冬物を出しました。今回は、教育再生会議、というか安倍政権の教育改革の狙いは何かというお話。現在の教育改革のキーパーソンの一人は、下村博文官房副長官ではないかということは、組閣人事の際にも指摘しました。 ...続きを見る

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2006/10/24 21:43
日々雑感・安倍首相と教育改革
 夕飯を食べながらテレビを見ていたら、コメンテーターみたいな人物が教育再生会議の話題で、「再生というのは、前提として死んでいるということ。戦後教育は死んでいるんですよ」みたいなことを言ってました。 ...続きを見る

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2006/10/16 01:14
教育再生会議の成り行き
前回に続いて教育再生会議について。さて、教育再生会議、、、これからどうなるのでしょうか。 ...続きを見る

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2006/10/14 16:29
どうなる教育再生会議
 さて、雑談のエントリーのあとは、本論。教育再生会議ですね。ふうむ、、、、どうなんでしょうか。正直、国民をなめているとしか私には思えません。 ...続きを見る

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2006/10/11 15:15
安倍新政権の教育関係閣僚人事
いよいよ安倍新政権のスタートです。新政権で、教育改革はどうなるのか。組閣を見ていると、やはり官邸主導型でいくのだろうという感じがしました。 ...続きを見る

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2006/09/26 23:15
安倍新政権と教育
 おひさしぶりです。週二回更新すると言っておきながら、、、、すみません。教員給与の話も続きを書かねばと思っているのですが。まあ、安倍新総裁誕生ということで、教育はどうなるのかというお話を。 ...続きを見る

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2006/09/22 02:05
文科省が学校を5段階評価?
 教員給与について続きをと思っていたのですが、読売新聞で気になるニュースがありましたので、それを。内容は学校評価ですが、記事を読むといかにも文科省が学校に通信簿をつけて評価するようになるというように受け止められるところがミソですね。 ...続きを見る

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2006/08/29 02:46
骨太の方針2006と教員問題
 さて、政府の骨太の方針2006がサイトで見られるようになったので、教育、特に教員の問題についてどう書いてあるのかみました。 ...続きを見る

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2006/07/12 03:16
全国学力テストの委託先決まる
なんか暑いような肌寒いような。うちのかみさんは、まだこたつを使ってます。見ているだけで、本当にうっとおしい。ところで、文部科学省の全国学力テストの民間委託先が決定しました。なんかなぁ、、、、、、あまりに予想通りで面白みがない。いや、面白ければよいというものではないですが。 ...続きを見る

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2006/07/06 03:10
学校と社会の対立
 今回は学校と保護者・地域社会の関係についてのお話です。 ...続きを見る

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2006/06/17 04:35
民間委託される全国学力テスト
今回は、文部科学省が予定している全国学力テストのお話。といっても、実際の中身はいろいろな人がコメントしているし、大上段に振りかぶるのも私の役目ではないので、テーマは「風が吹けば桶屋が儲かる」です。 ...続きを見る

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2006/06/02 02:42
小学校英語は31日に結論
さて今回は小学校の英語教育の問題です。ちなみに私は英語が苦手です。大学入試のために一応は勉強しましたが、大学の教養科目での英語に苦しみました。卒業してからもしばらくの間は、英語の試験で白紙のままの答案用紙を前に呆然としている夢を見てました。 ...続きを見る

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2006/03/19 13:18
学力低下批判は再び起きるか
 もうすぐ国税還付金がくる季節になります。フリーライターにとってこれは年に1回のボーナスのようなもの。でも、ほとんどが借金返済に飛んでいく、、、、 ...続きを見る

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2006/03/10 13:24
新学習指導要領はこうなる
だんだん暖かくなってきました。春眠なんとか。先日、文科省主催のシンポジウムでいびきをかきながら居眠りしてしまい、たいそうなひんしゅくをかってしまいました。教育雑誌の編集者も多数いたのにこの失敗、、、、、ライター生命の危機を感じている今日です。 ...続きを見る

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2006/03/06 16:39
更新制で文科省がコメント募集
 新聞を問わずマスコミは、どんなことでも報道するとは限りません。紙面やニュース時間帯には限りがありますし、過去にそれならに報道したネタならばネグることもあります。そのよい例が中教審の教員養成に関する中間報告と特別支援教育の答申です。どちらも8日に正式に発表されていますが、従来の報道と特に変化がないようなのでニュースとしては流れていないようです。 ...続きを見る

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2005/12/11 21:14
教員免許更新制の影響
 教員免許の更新制についていろいろとコメントいただきありがとうございます。その中でいくつか疑問点が指摘されていましたので、それに答える形で新たなエントリーとします。  コメントの中には、現職教員にとって更新制は実質的に意味がないのではないかという疑問がありました。 ...続きを見る

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2005/11/21 03:28
現在の教員にも免許更新制?
 教員免許の更新制で、現在教員になっているものにも更新制を適用すべきだという意見が根強いようです。中教審でも現実問題として難しいという声が多いようですが、まだまだ曲折がありそうですね。ということで、今回取り上げるニュースはこれです。 ○教員免許更新制 現職に「検討必要」  「文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の部会は16日、今後の教員養成や免許制度に関する中間報告をまとめた。 教員免許更新制を現職教員に適用するかどうかについて、「さらに検討が必要」と含みを持たせた点が特徴で、大学の教職課程... ...続きを見る

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2005/11/18 22:41
優秀な教員の優遇は正しいか
 少し前に主幹や首席、総括教員などの中間管理職ポストが教員に導入されつつあるという動きを紹介しましたが、それとは別に授業力のある教員の給与、ポストの優遇措置も教育行政の中で広がる気配を見せています。 ○若手育成にベテラン活用、都教委が教師道場開設へ 「若手教員の指導力向上をめざし、東京都教育委員会は来年4月から、「東京教師道場」をスタートさせる。入門者は採用5〜10年の教員で、8人で計50班を編成、“師範”は教え方に定評のあるベテラン教員らが務める。この種の道場を実施している教委もあるが、こ... ...続きを見る

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2005/11/11 23:41
学力の高い公立学校の条件
 学力向上についてはさまざまな議論があります。しかし、公立小・中学校についてどうあるべきかは、ある程度共通するものがあり得るのではないかと思っていますが、ちょうどこんな記事がありました。 ○学力向上七つのカギ 公立小中の底上げ策、研究者調査 「一人ひとり異なる環境にいる子どもたちの学力格差をどう乗り越えるか。公立学校が抱える根本的な課題に取り組むため、8人の研究者が11の公立小中学校に1年近く通った。そこで見えた学力向上策のカギは七つ。「子どもを荒れさせない」「チーム力を大切にする学校運営」... ...続きを見る

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2005/11/07 23:11
教員給与と義務教国庫負担の行方
 今回はニュース観察はお休みして、教員給与と義務教育費国庫負担金の廃止問題について取り上げます。年末予算編成のスケジュールから逆算すると11月末には結論を出さなければなりませんが、教育関係のブログでも給与に比べると国庫負担金の話はあまり盛り上がりません。やはり、生活と直接結びつけて考えづらいからでしょうか。そこで、一つシミュレーションをしてみます。  想定は、国庫負担金が廃止され、教員給与関係はまだ結論が出ていないという状況です。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2005/11/05 03:13
義務教育費国庫負担と中教審
 義務教育費国庫負担制度について中央教育審議会は、存続を求める答申を出すことを決めました。マスコミでは、地方団体代表の意見を押し切って、採決で決めるという異例の措置をとったと報じています。なぜ、中教審は強行採決に踏み切ったのでしょうか。 ○義務教育国庫負担5割、答申案 採決で決定…中教審  「中央教育審議会の義務教育特別部会(鳥居泰彦部会長)は18日、国と地方の税財政を見直す三位一体改革の焦点の義務教育費国庫負担金について、「現行の負担率2分の1の国庫負担制度は優れた保障方法であり、今後も維... ...続きを見る

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2005/10/21 03:21
教員免許更新制の狙い
 忙しくてなかなか更新できませんでした。どうもすみません。ということで、今回取り上げるニュースは、教員免許の更新制です。問題教員、指導力不足教員への対策として社会的に大きな関心を集めている話題ですが、議論をみているとどうやら論点がずれはじめているようです。文科省には意外な狙いがあるのではないでしょうか。 ○教員免許:更新前に講習義務付け 中教審WG   「教員の資質向上のため、教員免許更新制などの仕組みを議論してきた中央教育審議会教員養成部会のワーキンググループは14日、更新時期の1〜2年前... ...続きを見る

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2005/10/17 00:06
義務教育の地域格差
昨日の市町村独自の少人数学級の話で誤りがありました。お詫びしてて訂正します。まあ、こんな細かいことを気にする人も少ないでしょうが、やはり間違いは間違いですから。そこで問題提起を含めて、新たなエントリーとします。 ...続きを見る

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2005/10/05 14:42
市町村独自の少人数学級
 少人数学級編制に対する要望は非常に強いですね。ということで、ほとんどの方が賛成するようなニュースを今回取り上げます。ただし、私が取り上げるのですから、やはりこれには別な見方ができますよという話になります。ええ、私はひねくれ者です。 ○学級編成:市町村教委への権限委譲 文部科学省が決定  「文部科学省は、公立小中学校の学級編成の権限を都道府県教委から市町村教委へ移し、市町村教委が少人数学級を自由に編成できるようにすることを決めた。標準の学級人数を40人と定める現行法を06年度に改正し、07年... ...続きを見る

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2005/10/04 00:42
顧客ニーズに応える学校2
 前回のエントリー「顧客ニーズに応える学校とは」では、多くのアクセスをいただきました。賛否いろいろな意見があるでしょうが、やはり気になるという方が多いのではと思います。そこで、五反野小学校の具体的な取り組みのポイントをいくつか私の視点でまとめてみました。ただ、私は五反野小学校の取り組みを全面的に肯定するつもりはありませんし、一般の学校で同じようなことをすべきだと言うつもりもありません。また、学校を取材してから時間が経っていること、三原校長の話を中心に聞いたので、事実の誤認や解釈の誤りがあるかもし... ...続きを見る

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2005/09/21 01:18
顧客ニーズに応える学校とは
 地域住民などによる学校運営協議会が、学校の予算やカリキュラム編制の承認権を持ち、教員の人事にも関与できるコミュニティ・スクール(地域運営学校)という新しい形の公立学校制度が今年度から始まっています。そのうちの一つである東京・足立区立五反野小学校の三原校長に話を聞く機会がありました。三原氏は、ベネッセ出身の民間人校長です。足立区は区立小・中学校とも学校選択制を導入しており、保護者と子どもは入学する学校を選ぶことができます。さらに、地域住民が学校運営にかかわる権限まで持つ学校、ある意味で日本の公立... ...続きを見る

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2005/09/19 01:18
選挙結果と教育行政の行方
テレビの選挙速報番組を見ていても、いまひとつ力が入らない。自民勝利とは予想していましたが、ここまで勝つか、、、、、という感じ。さて、この選挙結果は今後の教育行政にどんな影響をもたらすのでしょうか。 ...続きを見る

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2005/09/12 03:55
文科省の狙いは英国型教育改革
こんにちは。カラと申します。自己紹介の通り、「だからどうなんだ」「私には関係ないよ」と思われるような教育関係のニュースを取り上げて、別の視点から「こうなるかもしれない」という解説めいたものを書き込んでいこうと思います。よろしければごひいきに。 ...続きを見る

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2005/09/10 13:01

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斎藤剛史の教育ニュース観察日記 教育改革のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
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